【資格取得】労働安全・衛生コンサルタントの筆記試験合格者数と口述試験合格率の予想(2020年度)

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労働安全コンサルタント

 

【資格取得】労働安全・衛生コンサルタントの筆記試験合格者数と口述試験合格率の予想(2020年度)

 

2020年(令和2年)12月21日(月)に、2020年(令和2年)10月20日(火)に行われた労働安全コンサルタント及び衛生コンサルタントの筆記試験の合格発表がありました。

 

合格された方は、年明け後の口述試験に向けて、準備を加速する必要があります。

 

残念だった方は、来年度の合格に向けて、心の整理が付いてから、早めの準備の再開をお勧めします。

 

以下に、筆記試験の合格者数の推移より、2020年度の口述試験合格率を予想してみます。

 

 

1.筆記試験合格人数の推移

 

今年度を含めた7年間の筆記試験合格人数を表にしてみました。

 

<表1>筆記試験の受験者数と合格率+2020年度の筆記合格者数

 

<結果分析>

・労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント共に、昨年度が、至近7年間の中で筆記試験合格者の人数が最多であった。今年度の筆記試験合格者数については、昨年度よりも少ないものの、労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント共に、至近年7年間で3番目に多い年であり、コロナ禍で受験者数が減ったと考えられるが、筆記試験の合格者数は多い年のようである。

・労働安全コンサルタントは、昨年度の多数の合格者を出した稀な年を除いた過去3年間で平均300人程度だったものが、今回330人の筆記試験合格者であり例年よりも多い年となっています。よって、口述試験は例年よりも合格率が低くなり、選別するために厳しい質疑が繰り返されるのではないかと予想します。

・労働衛生コンサルタントは、昨年度の多数の合格者を出した稀な年を除いた過去3年間で平均100人弱だったものが、今回110人の筆記試験合格者であり例年よりも多い年となっています。よって、口述試験は、こちらも例年よりも合格率が低くなり、選別するために厳しい質疑が繰り返されるのではないかと予想します。

 

2.口述試験合格率の予想

 

<予想の際の仮定条件>

 

・今年度は、労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント共に、至近7年間で3番目の筆記合格人数となりました。

・通常であれば、前年度の最終合格者数に合うように口述試験で調整すると考えますが、昨年度は合格者数が多かった稀な年であったため、今回は、至近6年間の平均の合格人数で、予想合格率を算出しました。

・筆記試験合格者は、全て口述試験を受けるものとして計算しましたが、例年は数名の方が所用で欠席なされるようです。

・労働衛生コンサルタントの筆記免除者は、6年間の免除者の平均人数だと仮定して計算しました。

 

<表2>口述試験の受験者数と合格率+2020年度の口述試験予想合格率

 

<予想・分析結果>

 

・労働安全コンサルタントの合格率は、至近7年間で2番目に低い合格率、労働衛生コンサルタントの合格率は、至近7年間で最低の口述試験合格率になると予想します。

・労働安全コンサルタントの口述合格率は、最大で7割、7割を切るものと予想します。

・労働衛生コンサルタントの口述合格率は、最大で4割程度と予想します。

・今年度は、他の資格でもそうですが、コロナ禍で受験者数が例年よりも減っており、労働安全・衛生コンサルタントにおいても例外ではないと推定します。

・受験者数が減っているのに、筆記試験の合格者数が多かったということは、最終合格率を例年通りに調整した場合に、口述試験の合格率は更に低くなることが考えられます。

・今回の口述試験の予想合格率は、あくまでも最大値だと考えて準備を進めることをお勧めします。

 

3.まとめ

 

2020年度は、労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント共に、至近7年間で筆記の合格者数が3番目であり比較的に多い年となった。

 

これは、最終合格者の人数が例年通りだとすると、口述試験は相当厳しい戦いになると予想します。

 

そのために、筆記試験に合格された方や免除で口述試験を受ける方は、年明けの口述試験まで1ヶ月程度しかありませんので準備を加速する必要があります。

 

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以上

 

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