【資産形成】ふるさと納税の返礼品に関する感想 ~ワンストップ特例制度による5つの地方自治体の選択~
昨年度から「ふるさと納税」を始めました。ワンストップ特例制度は、ふるさと納税をした地方自治体から送ってもらった「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」に、個人番号カードや運転免許証の写しを貼り付けて返信封筒で送付するだけで、わずらわしい確定申告が不要であり、翌年6月から1年間、寄付金額に応じて住民税が控除されます。
※詳しくは、別記事の「【資産形成】ふるさと納税 ~自治体への寄付によるメッリト(返礼品と住民税の控除)~」のリンクを末尾に貼りましたので、興味のある方は、参照してください。
以下に、私が昨年度、寄付した「ふるさと納税」に関する5つの返礼品について、感想を交えて紹介します。
なお、ワンストップ特例制度を利用する5つの返礼品については、同じ地方自治体でなく、上限が5つの別な地方自治体に分けることができます。言い換えれば、5つ以内の地方自治体であれば、返礼品の数は、住民税の控除額以内であれば、いくつ寄付しても有効となります。
1.みかん
11月頃に2箱の返礼品として貰いました。こんなに貰って、腐らせるのではないかと心配していましたが、家族で頂いた結果、ひと月も持たずに2箱のみかんが無くなりました。
昨年は、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の騒動があり、免疫力を高めるうえで、みかんでビタミンを補うことは、よかったと感じています。
みかんの産地は、有田みかん(和歌山)や愛媛みかん(愛媛)など、自身のお好みで選べるのもよいと思います。
また、家族構成により2箱は多すぎるとい方は、1箱の返礼品を選んで寄付するなど、量も調整可能です。
武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒動は、もうしばらく続きそうなので、みかんは免疫力を高めるビタミンとして、今年のふるさと納税でも候補の一角で考えています。
2.ホタテ(ほたて)
上手い魚介類好きの候補としては、人気がある返礼品です。
品物は、冷凍した貝柱がクール便で届きます。
採れたてのホタテを加工場で貝柱をきれにとって、すぐ冷凍加工したものが届いたので、その日に家族で3分の1ぐらい、解かして刺身で食べましたが、甘くて美味しいこと格別でした。
特種な冷凍加工らしく、活ホタテと比較しても、甘みがあり味は互角に感じました。
また、ジップロックの袋入りなので、食べる分だけ取って解凍し、残りは、また冷凍して食べることができます。
このお正月にも、解かして刺身で食べましたが、届いて食べた時と味は、まったく変わりなく、美味しく頂きました。
ホタテの貝柱は、大玉のものを選べたり、量(500g、1kg、1.5kg)も調整可能なので、お好みや家族構成に合わせられます。
ホタテについては、両親家族にも送ってやって喜ばれました。
自分の自宅分、両親家族2軒分と、それぞれ送付先が違う住所なので、同じ地方自治体のホタテを1軒ずつ「ふるさと納税」手続きする形となります。
3軒、別べつに寄付することで、1地方自治体として扱われるため、ワンストップ特例制度を適用するにあたり、他に4つの地方自治体を選べることになります。
これにより、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」の提出枚数が増えることで、個人番号カードや運転免許証のコピー貼りの数は増えますが、親戚から喜ばれるため、お安い御用でした。
3.本格焼酎
私は、プロフィールにも記載している通り、寝酒の本格焼酎を趣味としているため、これを返礼品として貰えるのはありがたいですね。
今回紹介する5つの返礼品の中で、唯一、家族用ではなく、私個人用の「ふるさと納税」といったところです。
芋焼酎が好きで、せっかくなので、やはり普通のスーパーでは、買えないような鹿児島の稀な「本格焼酎」を選びました。
大量生産ではないので、やはり深みがあると言うか、黒麹が利いて格別の味でした。
私は、寝酒に数杯、焼酎のロックを飲むのですが、1杯目に、この旨い返礼品の焼酎を嗜みました。
(ちなみに、2杯目からはスーパーで買った一般的な紙パックの本格焼酎です。1杯目よりも酔いで味覚が狂ってきているので、最近は経済的にこの飲み方にしています)
今年も同じ酒造の同じものを選ぶか、他の銘柄を選ぶか、違う酒造にするか迷いどころですが、本格焼酎は、今年も私の中で「ふるさと納税」の候補として「間違いなし」と言ったところです。
なお、本格焼酎は、「味比べお試しセット」や「芋以外の麦などの焼酎」の返礼品もあるので、バリエーション豊富です。
4.国産豚肉
牛肉の返礼品と違い量も多く、国産で美味しい豚肉は、家族も食べる度に喜んでいました。
但し、小分けになっていますが、4kg程度と量が多く、到着時に冷蔵庫の冷凍室がパンパンになるため、到着前に冷凍室を殻にする様に、気を使っておく必要があります。
我が家では、「豚肉のすきやき」、「豚の塩鍋」、「豚キムチ鍋」、「豚汁」、「しょうが焼き」など様々な調理に活用できて、大変、重宝しています。
産地や量も選べるため、こだわりや家族構成などもクリアできる返礼品だと思います。
今年、「豚肉」は、候補ですが、産地を変えて食べ比べもしてみたいと考えています。
5.ウニ(うに)
魚介類好きなので、「ホタテ」に次いでのランクインです。
採れたてのウニ折が届いて、家族で「うに丼パーティー」が出来ます。
今までの5件の中で、最高の贅沢品です。
他の4件は、何回かに分けて食べたり、飲んだりできましたが、ウニは鮮度が重要なことと、量も貴重で僅かな数量なので、届き次第限定の贅沢食となります。
採れたての「生うに折詰」がクール便で届き、その日のうちに食べる「うに丼パーティー」は、自宅で味わうことが出来る、最高の贅沢な晩餐を堪能できます。
味は、採れたてなので、甘くて美味しく、採れたての「殻付ウニ」や「塩水うに」の味と遜色ありませんでした。それが、自宅でくつろぎながら味わえるのだから、「最高のひととき」です
武漢ウイルス禍(コロナ禍)の中で、外出が厳しい中、自宅で贅沢を味わうことで、地方に「ふるさと納税」という形で還元することができるのだから、ウイルス禍の前に、よい仕組みを作っていてよかったな!と感じています。
この「ふるさと納税」の仕組みで、日本全体の経済を支える意義は、大きいと感じています。
6.まとめ(ふるさと納税を始めてみての全体的な感想)
今回の返礼品の紹介分は、個人的な嗜好が大きく反映されたものになっていますが、他にも返礼品は多数ありますので、自分に合ったものを選んで試してみるのも面白いと思います。
ワンストップ特例制度の手続きは、思いの他、簡単でした。
私が行ったことは、「個人番号カード」と「運転免許証」をスキャナでパソコンに撮って、一枚の用紙に複数張ったものを印刷して、ハサミで切って貼り付けるだけの簡単なものでした。
地方自治体から送ってもらう、返信封筒には「切手」が不要なため、「切手代」もかかりませんでした。
ワンストップ特例制度があまりにも簡単な手続きであり、ほとんどの自治体からは、「受付完了通知」が送られてきましたので、これで翌年の住民税の控除は、間違いなしの確認がとれます。
このように簡単な手続きで、贅沢な返礼品を貰えて、翌年の住民税が控除される「ふるさと納税」は、今年も実施して寄付する予定です。
(※全返礼品のうち住民税控除額を引いた実費は2,000円かかりますが、寄付する全自治体分で実質2,000円は安くてお得すぎるという感じです)
「ふるさと納税」を活用して、地方に税金を還流することは、日本全体の国体を守るうえで、重要な仕組みであると、私は、感じています。
皆さんも、この返礼品の紹介記事をキッカケに、まだ寄付したことのない方は、今年から「ふるさと納税」を試してみて地方自治体に寄付してみては、いかがでしょうか。
以下の関連記事で、「ふるさと納税」の意義やメリット、及びワンストップ特例制度などの手続きの概要を紹介しておりますので、興味のある方は、ご覧いただき参考にしてみて下さい。
<関連記事・厳選記事>
関連記事:【資産形成】ふるさと納税 ~自治体への寄付によるメッリト(返礼品と住民税の控除)~
https://www.licenseengineer.com/archives/4815
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