【技術士二次口頭試験対策】試験当日までの準備資料(反復練習)

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技術士二次口頭試験

口頭試験当日まで数週間~1・2ヶ月と迫ったこの時期に、改めて試験当日までに準備する資料を以下に、整理しておきますので、参考にしてみて下さい。  

1.口頭試験の当日までに準備する資料  

 

(1)受験申込書と業務経歴票のコピー  

業務経歴票は、「経歴」及び「業務内容の詳細」について時間指定(1分、3分、5分など)で説明を求められる場合があります。口頭試験中に試験官の手元にある資料ですので、全て頭に叩き込んで、口頭試験に臨みましょう。

(2)業務経歴票の説明資料(プレゼンテーション原稿)  

試験官から、例えば「経歴を1分で説明して下さい」や「業務内容の詳細を3分で説明して下さい」又は、「経歴と業務内容の詳細を3分程度で説明して下さい」などバリエーションの組合せは豊富にあります。基本的には、「経歴で話すポイントはこれ!」、「業務詳細で話すポイントはこれ!」とそれぞれ1分バージョンを決めておき、それより長い時間を指定させた場合には、「この点を補足しよう!」と考えれば、応用が利きます。意識してほしいのは、「技術士としてふさわしい」ことを示せる説明とする必要があります。また、声に出してみて反復練習し、言いづらい言葉や分りづらい言葉は、都度、修正しましょう。  

(3)Q&A集(リスト)  

「業務経歴」、「業務内容の詳細」、「筆記試験再現論文」、「技術者倫理」、「継続研鑽」などの項目毎に分れた、細かなQ&A集に仕上げていきましょう。Q&A集の説明で長い回答がある場合には、ポイントを絞り短くするよう編集しましょう。何度も読み返し、頭に入れると共に、論理的でない回答は、都度、修正し仕上げましょう。  

(4)筆記試験の再現論文と補足や修正事項の整理  

筆記試験の出来が良い場合には、(3)のQ&A集でポイントだけ数件整理する程度で大丈夫です。しかし、一般部門では、特に問題解決能力・課題遂行能力を問う問題(選択科目Ⅲ)、総合技術監理部門では必須科目の記述式問題において、筆記試験の出来が悪かった方は、修正内容や補足事項を整理しておきましょう。試験官から問われた場合に、きちんと答えられれば、資質向上の責務を果たしていると評価さます。  

(5)「業務内容の詳細」の根拠資料(バックデータ)  

申込前に、業務内容の詳細(小論文)を書くにあたり、収集したバック資料を再度、読み漁り、細かいことを聞かれても当事者として即答できるように、準備しておきましょう。Q&A集に追記しておくことで、反復練習できます。申込小論文の作成時にバック資料を用意していなかった方は、当時の資料ファイル等を調べて、当時者として答えられるように、費用、工期、品質管理値、目標値などの主な数値は、抑えておきましょう。  

(6)技術士制度、技術者倫理に関する資料のコピー  

a.技術士法のコピー
b.技術士倫理綱領のコピー
c.技術士ビジョン21のコピー
d.技術者倫理に反する事例(Q&A集に纏めて追記しておきましょう)  

パナソニック ICレコーダー (ブラック) RR-XP009-K
パナソニック(Panasonic)
ポケットに入れて録音できるスティック型デザイン。

2.準備資料の反復練習(まとめ)  

せっかく資料を用意しても、用意するだけで満足したのでは駄目です。
出勤前、通勤時間、お昼休み、就寝前などの空き時間を活用し、資料を読み返し反復練習しましょう!
できれば、声に出して読むことで頭にも入りますし、言いづらい箇所や説明がしっくりこない箇所に気付くことで修正ができます。公共交通機関ではさすがに声は出せませんが、自宅や職場近くの公園などで、声に出して読んでみて反復練習しましょう。これにより、口頭試験で試験官とテンポの良いやり取りができ、評価が加点されていきます。  

プレゼンテーション原稿は、ICレコーダに入れて、通勤時間等を利用し、繰返し聞くことで頭と体(耳・口)に定着します。  

業務のバック資料や技術士倫理のコピー資料は、全部頭に入れる必要はありませんが、要点は必ず押さえ、その要点を忘れない様に、口頭試験まで数回確認しておきましょう。  

以上、今回述べた「口頭試験の当日までに準備する資料」は、口頭試験当日にも持参し、受付を早めに済ませて、待合室や喫茶店等で最終確認しましょう。また、地方からの前泊の方は、宿泊先で前日の夜と当日の朝に最終確認のために活用しましょう。  

口頭対策まとめ記事: 【技術士二次口頭試験対策】総集編 ~受験者の皆さんへエールを送る~

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以上

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