技術士二次口頭試験が早い人で来週から始まります。口頭試験の受験当日用と地方から前泊する方への前泊用に分けて、「受験当日の持ち物チェックリストを作成する」について、私の体験を交えながら紹介していきたいと思います。
持ち物チェックリストと言っても、「手書き」、又は「word等」で箇条書きに作る程度の物で十分です。
※なお、この記事は、労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタントの口述試験にも適用出来ますので、受験の際には参考にしてみて下さい。
1.口頭試験の受験当日の持ち物チェックリスト
当日の朝は、これまで受験勉強してきた力を発揮しなければならない特別な朝となるため、普段と違い「緊張」や、やらなければならないという「興奮」状態にあると思います。私の場合には、「今日は、頑張るぞ!」との気持ちで、「緊張」よりも「興奮」状態にあったと思います。
そのような精神状態のため、当日の朝に忘れ物がないように、1週間ぐらい前から受験の持ち物チェックリストを作成しておき、当日の朝の出発前にチェックすることで、忘れ物を無くすことが重要です。
私の場合には、筆記試験のときの話ですが、当日の朝に「スマホ」を忘れて、受験前に探す対応で、試験に集中できなかった経験があります。受験直前に、探しもの対応で「冷や汗」を掻き、試験中にぐったりしたといったところです。
このように受験票やQ&A集などの準備資料以外にも普段に持ち合わせる物も忘れる可能性があるため、それらも記載しておきます。1~2週間前に作成したリストで、他に途中で持って行った方が良い物が思い浮かべば、加えていくことが考えられるため、まずは1~2週間前までに作成することをお勧めします。
口頭試験の場合、筆記試験の合否通知と一緒に付いてくる「技術士第二次試験口頭試験について(通知)」には、この通知書で受付を済ませること以外に、特に持ち物の指定がありません。その他、私が必要だと思うものを以下に列挙しましたので、参考にしてください。
<受験用の持参品>
・「技術士第二次口頭試験について(通知)」※必須持参
・口頭試験の準備資料(以下に、移動中や待合室等での確認資料を列挙しました。各自で必要なものをピックアップするか、薄手のファイルに見出しを付けて整理しておくかして、当日の最終確認用に活用します)
(1)受験申込書と業務経歴票のコピー
(2)業務経歴票の説明資料(プレゼンテーション原稿)
(3)Q&A集(リスト)
(4)筆記試験の再現論文と補足や修正事項の整理
(5)「業務内容の詳細」の根拠資料(バックデータ)
(6)技術士制度、技術者倫理に関する資料のコピー
a.技術士法のコピー
b.技術士倫理綱領のコピー
c.技術士ビジョン21のコピー
d.技術者倫理に反する事例
・写真付き身分証明書(運転免許証、社員証等、必要に応じて本人確認された場合のために!これは受付で申込書の写真と違うのではと思われた時のためのお守り用として持参!)
・合格お守り (最後は、神頼みです)
<日常の持参品>
次に、日常の持ち歩きで必須の物として、
・スマホ(携帯電話)※口頭試験の受付前に、電源を切るかマナーモード(音もバイブもなし)に設定しておきましょう!
・時計(時計は音が出ないように事前に設定しておきましょう!)
・財布 ・公共交通機関の利用カード
・折りたたみ傘
・ハンカチ
・ティッュなど
2.口頭試験の前泊時の持ち物チェックリスト(宿泊出張グッズ)
地方から東京に前泊する人は、移動中に忘れ物に気付いても取りに行けませんので、上記の他に、宿泊出張グッズなどの持ち物を予め、以下を参考にリストアップしておくことをお勧めします。
<宿泊時の持参品>
・航空券 OR JR乗車券(新幹線のキップや、宿泊との旅行パック券など)
・宿泊先を予約した情報(メモや予約票などの名称や住所・電話番号などが記載したもの、旅行パック券を含む)
・都心部の鉄道路線図
・スーツバック(スーツ袋)と中身(※スーツバックは、袋タイプではなくしっかりしたものが良いでしょう!)
(1)スーツ上下(なるべく地味で清潔感があるもの)
(2)Yシャツ(白・無地)
(3)ネクタイ(派手でないビジネス用のもので、「勝負ネクタイ」として験(げん)が良いもの!)
(4)ベルト(※スーツ用のシンプルなもの、ワイルドなものはさけましょう!スーツ用のベルトは結構、忘れがちなのでご注意を!)
(5)スーツ用コート(※こちらは移動時に着用していった方が、持ち物を減らせます)
(6)革靴(※こちらも移動時から履いて行った方が、荷物を減らせます。移動時にスーツを着ていないからといって、何気なしにスニーカーを履いてしまわないようにご注意を!)
・旅行カバンと中身(※旅行カバンは、口頭試験時に試験室への荷物持ち込み可能です。ビジネス用のもので、派手でない方が良いでしょう!)
(1)スマホ充電器(※スマホの電池切れにご注意を!)
(2)ノート形パソコン(※移動中や宿泊先で活用)
(3)ICレコーダー(経歴や業務詳細のプレゼン等を録音した反復練習用、※口頭試験中の録音は禁止されていますので、くれぐれも使用しないで下さい。ルール違反は、技術士として大事な倫理に反します)
(4)下着(パンツ、白シャツ、黒靴下、※各宿泊日数分)
(5)洗面用具(※こだわりが無くホテルのものを使う場合には不要)
(6)くし、ブラシ(※身だしなみを整えて、本番に臨みましょう!)
(7)個人でリラックスできるもの(ゲーム、マンガ、本、音楽プレーヤー、簡易マッサージ器など)
3.まとめ
荷物があまりにも重たすぎたり、大きすぎたりすると移動の際に疲れますので、必要最低限としましょう。(渋谷の道玄坂を上るのにキツイかも!)
口頭試験の直前になると仕事の忙しさなどと重なり、テンパってしまうことが考えられますので、1~2週間前までには、自分の持ち物リストを用意しておくことをお勧めします。また、無い物は、口頭試験の出発までに購入し準備しておきましょう!
口頭対策まとめ記事: 【技術士二次口頭試験対策】総集編 ~受験者の皆さんへエールを送る~
厳選記事リンク: 【100記事投稿記念】筆者が選ぶ厳選21記事
以上
<通信講座の紹介>
スタディング技術士講座(短期間で技術士に合格!)
1.論文対策・口頭対策をマンツーマン指導
2.経験豊富な講師による二次対策オンライン講座
3.添削機能で直接講師の指導が受けられる
お試し無料講座あり
↓興味のある方は、下記をクリックして下さい↓
かつて私が受講し合格できた「挑戦!電験二種受験合格講座」を初め、電験3種、電工1・2種、消防設備士、危険物取扱者、1・2級土木施工管理技士など豊富なエンジニア系の通信講座を扱っています。「挑戦!電験二種受験合格講座」のテキストは、東電の方をメインとして各部門のエキスパートの方が、それぞれの専門分野を章毎に執筆しています。また、質問券に対して丁寧な回答を頂きました。貴重で密度の濃い通信講座です。↓
【ヒューマンの通信講座*『たのまな』】 全国にスクールがある『ヒューマンアカデミー』の通信講座。講座は130以上!
以下は、第1種および第2種 電気工事士試験専門の通信講座です。重要なポイントさえ押さえることができれば、短期で対策ができます。電気工事士のエキスパート、早川先生のライブ講義で効率的に短期合格を目指しましょう。↓
以下は、施工管理技士の国家試験専門の通信講座で、「電気工事」「管工事」「土木」「建築」「造園」「舗装」「建設機械」に関する「1級」や「2級」、及び「学科/実地」や「実地のみ」とバリエーションが豊富な独学サポートの通信講座です。↓
1級電気工事施工管理技士[独学サポート・実地論文の作成指導あり、※1級電気以外の申込み方は、スマホではなく、パソコンからクリックしてください]
以下は、電気工事士、電験3種、管工事・土木施工管理技士、危険物取扱者、衛生管理者など多数のエンジニア資格を扱う通信講座です。↓
コメント