【資産形成】6つのキャリアの型 ~人生100年時代で資格を取得し自分磨きによる無形資産の構築~

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労働安全コンサルタント

 

 

【資産形成】6つのキャリアの型 ~人生100年時代で資格を取得し自分磨きによる無形資産の構築~

 

みなさんはご自身のキャリアの型について考えたことはありますか。ビジネス環境の変化とともに、個々人に求められる能力は高度化しており、ゼネラリストかスペシャリストかという二者択一論ではなく、今後さまざまなキャリアの型の人材が必要になるといわれています。戦略的に必要な力を身につけ、時代に合わせてキャリアを形成していくために、まずは今ご自身がどのキャリアの型の人材なのかを知ることが大切です。今回は、6つのキャリアの型を技術系の資格の組合せと交えて紹介します。

 

 

1.ゼネラリストとは

 

ビジネスにおける広範囲の知識や技術、経験を有する人材を指します。

 

いわゆる総合職・なんでも屋の役割が、ゼネラリストの定番です。

 

総合職は、会社の独自のシステムの中で総合的なビジネスパフォーマンスを発揮していきます。

 

 

2.スペシャリストとは

 

特定分野を専門にする人、特殊技能を持つ人、専門家です。

 

ビジネスにおいては、特定分野に深い専門知識を持つ人材を指します。

 

特定分野とは、担当する分野や技術領域、資格に関するものまで多岐にわたります。

 

仕事の範囲を限定し、専門性を高めて、特定分野に関する知識や技術を向上させているのです。

 

 

3.六つのキャリアの型

 

(1)一型(イチ型)人材

 

一型(イチ型)人材とは、各分野に関する知識は浅いものの、幅広い分野の知識・技術・経験を持つ「ゼネラリスト」です。横棒が知識の広さを表し、一型と呼ばれています。

 

この型の人は、資格がなくても仕事ができ、営業、法務、科学技術などの幅広い知識が求められます。総合商社や便利屋の商事会社で働く人がこれに当たります。

 

会社の総務部署なども横断的な雑務仕事が多いため、これに当たります。

 

 

(2)I型人材

 

I型人材とは、1つの専門分野に関して豊富な知識や能力を有する「スペシャリスト」です。縦棒が専門性の深さを表し、I型人材と呼ばれています。

 

例えば、消防設備士の資格を取得し、点検周期が義務化されている消防設備の点検業務を一手に引き受けている個人事業主や防火メンテナンス会社で働く人がこの型にあたります。

 

電気工事士の資格を取得し、電気工事の職人として腕を磨いている人もこの型に当たります。

 

技術士として、1部門1科目を取得し、その分野の設計業務で活躍されている人もこの型に当たります。

 

深く専門技術を磨いているため、その分野では、一目置かれている尊敬すべき人が多数存在します。

 

 

(3)T型人材

 

T型人材とは、「一型人材」と「I型人材」を組み合わせた人材です。幅広い分野の知識や経験をもちながら、1つの専門分野に対して深い知識や経験を持っています。「シングルメジャー」とも呼ばれます。ビジネス環境がめまぐるしく変化する時代になり、企業の成長には、T型人材のように専門知識を生かして幅広い分野で創造性を発揮できる人材が求められるようになっています。

 

技術士で言えば、専門的な一般部門を1部門に加えて総合技術監理部門を取得している人がこれに当たります。

 

技術士の一般部門とは、建設部門、上下水部門、機械部門、電気電子部門、農業部門などから1部門を取得し、まず「I型人材」を形成します。次に、その1部門の取得を糧に総合技術監理部門を取得し、「一型人材」を形成します。両方組合せて「T型人材」となります。

 

専門的な一般部門は、部門名称で何の専門家か分かりますが、総合技術監理部門は、部門横断的な経営に関する総合管理のスキルが求められる資格です。「経営の5つの管理」や「トレードオフ」の考え方などを体系的に勉強できるため、総合技術監理部門に興味のある方は、技術士一般部門を取得した後に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

(4)Π型(パイ型)人材

 

Π型(パイ型)人材とは、2つの異なる専門分野に精通しながら、幅広い知見も持った人材です。「ダブルメジャー」とも呼ばれます。T型人材の発展型で、専門分野が増えるため、さらに希少性が高く、市場価値の高い人材といえます。

 

私は、技術士の一般部門として「電気電子部門」と「機械部門」に加え、「総合技術監理部門」を勉強して取得しました。その結果、資格上で「Π型人材」を形成できました。これにより、得られたメリットは、部門間を跨った仕事がやりやすくなったことと、1本足打法ではないため、仕事の変えがきく安定感が得られたことです。また、総合技術監理部門で学んだ知識を活かし、プロジェクトを管理する上での「ツボ」を抑えることができます。

 

 

(5)△型(トライアングル型)人材

 

△型(トライアングル型)人材とは、3つの専門分野を持つ人材です。T型人材やΠ型人材とは異なり、幅広い知識の有無は求められません。専門性を追求しつつ、専門分野を増やして市場価値をさらに高めたいという方は、△型人材を目指すのもありでしょう。

 

△型人材は、3つの専門性の距離が遠いほど、三角形の面積が広くなり、希少性が高まります。

私の場合は、知識として技術資格の取得ノウハウ(ハンドルネーム:ライセンスエンジニア)をベースに、健康に繋がる趣味の源泉かけ流し温泉(サブハンドルネーム:温泉技術士)、お金を増やす投資信託や学びで無形資産を積み上げる資産形成の3つを柱として、このブログを構成しています。

 

 

(6)H型人材

 

H型人材とは、専門分野を持ちながら、他の分野にも理解を示すことができ、2つの専門分野の橋渡し役となれる人材です。イノベーション人材とも呼ばれ、多くの企業がイノベーションを模索している昨今、異なる分野の掛け合わせを導けるH型人材へのニーズが高まっています。

 

H型人材になるか分かりませんが、私は、衛生管理者や労働安全コンサルタントの資格取得しております。この知識を活用して、源泉かけ流し温泉を保護し、労働安全コンサルタントとして温泉の採取等に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害を防止し、及び温泉の利用の適正を図り、公共の福祉の増進に寄していければと考えています。

 

 

4.まとめ(私的考え)

 

あなたはどのキャリアの型に当てはまりましたか。ご自身の現在のキャリアの型と、目指したいキャリアの型との間にどのようなギャップがあるかを考えてみることで、キャリア形成の糸口が見えてくるかもしれません。

 

キャリアの幅を広げたい人は、まず、自分の柱となる電気分野ならその分野の資格、機械分野ならその分野の資格をとり、その後に枝葉を広げていくやり方が、良いと思います。

 

私の場合、以下のように枝葉を広げていきました。

 

電気分野:電験、エネ管、電気工事士、電気工事セコカン、技術士(電気電子)、消防設備士

機械分野:管工事セコカン、技術士(機械)

安全衛生分野:衛生管理者、労働安全コンサルタント

経営分野:技術士(総合技術管理)

 

最初の一歩から更に継続していけば、色々な分野の専門家になれますので、私は、今後も資格以外にも興味のある分野の勉強を色々と継続していきたいと思っています。

 

人生100年時代に向けた無形資産形成の参考までに!

 

 

以上

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