【技術士二次試験直前対策】二次筆記試験 問題解決・課題遂行問題(原稿3枚問題)の答案構成について ~「骨子」と「見出し」の具体的な構成~

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技術士二次筆記試験

 

【技術士二次試験直前対策】二次筆記試験 問題解決・課題遂行問題(原稿3枚問題)の答案構成について ~「骨子」と「見出し」の具体的な構成~

技術士二次筆記試験の直前となりました。前回は「技術士二次試験直前対策」シリーズの第6弾として、「二次筆記試験 答案構成について」として、出題される問題の分類と種類毎の答案構成の取組み姿勢について述べました。今回は第7弾として、前回の続きとなる「二次筆記試験 問題解決・課題遂行問題(原稿3枚問題)の答案構成について」として、「骨子」と「見出し」の具体的な構成について説明します。

ここで言う「問題解決・課題遂行問題(原稿3枚問題)」は、Ⅰ必須科目とⅢ選択科目で出題される「問題解決・課題遂行問題」を指します。 このⅠ必須科目とⅢ選択科目は、原稿枚数が3枚であり、前回の「二次筆記試験 答案構成について」でも述べましたが、題意に沿ってストーリー展開を考える必要があるため、原稿に直接記入する前に、「骨子の作成」と「見出し構成」を考えておくことをお勧めしておりました。

以下に、問題解決・課題遂行問題(原稿3枚問題)について原稿を記入する前の整理のポイントを紹介します。

①「骨子」は、題意に沿って項目を作成する。

「骨子」の項目として前回の「二次筆記試験 答案構成について」では、

a.「1.現状・原因」、「2.問題点」、「3.解決の方向性」、「4.具体策」

の4点を挙げましたが、 題意によっては、

b.「1.課題」、「2.問題点」、「3.対策 (1)現状」、「3.対策 (2)今後の展望」
c.「1.現状・原因」、「2.提案事項」、「3.課題」、「4.解決策」、「5.効果と不確実性」

など出題内容に合わせた項目で作成する必要があります。また、題意によっては、各項目で複数挙げることを求められますので、指定された数の要点を列記しておきます。

②「見出し構成」についても、題意に沿って構成する。

「見出し構成」の大雑把な例を以下に記載しました。なお、見出しは、題意に合せた具体化により、更に、a.や(a)などに細分化した構成としても構いません。

1.はじめに・・・・・5行程度:※省略可
2.質問A・・・・・・・○行程度:キーワードの列挙や要旨の記入
3.質問B・・・・・・・1行程度
(1)質問Bの1・・・○行程度:キーワードの列挙や要旨の記入
(2)質問Bの2・・・○行程度:キーワードの列挙や要旨の記入
4.質問C・・・・・・・○行程度:キーワードの列挙や要旨の記入
5.おわりに・・・・・5行程度:※省略可

原稿用紙1枚(600文字)で25行ありますので、原稿3枚で75行となります。各見出し何行で書くかを決めておくと、最終的にバランスの良い論文に仕上がります。上記の「○行程度」の行数には、見出し分を含めた行数となります。

以上、問題解決・課題遂行問題(原稿3枚問題)に関する答案作成の具体的な構成について、述べさせて頂きました。なお、この答案作成の具体的な構成については、総合技術監理部門のⅠ必須科目の記述式(原稿5枚問題)においても適用可能です。

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以上

  

 

 

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