【技術士二次試験直前対策】試験中の時間配分を予め検討しておこう ~時間配分を間違えると終了間際に焦ります~

スポンサーリンク
技術士二次筆記試験

 

【技術士二次試験直前対策】試験中の時間配分を予め検討しておこう ~時間配分を間違えると終了間際に焦ります~

 

技術士二次筆記試験の直前となりました。今回は「技術士二次試験直前対策」シリーズの第4弾として、「試験中の時間配分を予め検討しておこう」について、私の経験を基に、紹介していきたいと思います。

その対策を話す前に、「腱鞘炎対策」でも述べた一般部門(総合技術監理部門を除く20部門)の2019年度からの試験制度の見直しに伴う、記述量に違いについて、改めて整理しておきたいと思います。

【2013年度~2018年度までの一般部門の記述文字数】
・選択科目Ⅰ:600文字原稿×1枚×2問=1,200文字
・選択科目Ⅱ:600文字原稿×2枚×1問=1,200文字(Ⅰ・Ⅱの合計で2時間)
 ・選択科目Ⅲ:600文字原稿×3枚×1問=1,800文字(Ⅲで2時間)
 計4時間で最大4,200文字を記入する。

【2019年度からの一般部門の記述文字数】
・Ⅰ必須科目:600文字原稿×3枚×1問=1,800文字(Ⅰで2時間)
・Ⅱ選択科目:600文字原稿×3枚=1,800文字(600文字1枚×1問、600文字2枚×1問と予想)
・Ⅲ選択科目:600文字原稿×3枚×1問=1,800文字(Ⅱ・Ⅲの合計で3.5時間)
 計5時間半で最大5,400文字を記入する。

以上のように、記述試験の時間が1.5時間延び、原稿記述量が1,200文字増えています。

私は、2012年度に一般部門を受験し合格した経験があり、その時は択一式がない時代だったので、2019年度以降と同じ枚数の最大5,400文字の原稿に立ち向かいました。2019年度以降は、私が記述式のみの年で受験した2012年度と試験時間の合計、及び答案原稿の枚数が同じであり、私が受験した2012年度の記憶を辿ると、記述式の試験時間が足りなくギリギリだったことを覚えています。よって、時間配分を予め決めておかなければ、最後に時間がなくなり、答案用紙の最後のページで結論がない空欄ページを提出することにも成りかねませんので、ある程度の時間配分の目安を予め決めておくことをお勧めします。

午前中の2時間は、Ⅰ必須科目の2時間で3枚1,800文字の答案用紙であり、2012年度の時間及び分量ともに違いはありません。午後からの3.5時間は、Ⅱ・Ⅲ選択科目の3.5時間で6枚(3,600文字)であり、こちらも2012年度との時間、分量に違いはありません。ここで、午前中は、単純計算で1時間あたり最大900文字記入しなければならないのに対して、午後からは1時間あたり最大1,028文字記入しなければならず1時間あたりの記入量が128文字多い事と、午後からの時間が長く、疲れが出るため、一般部門の午後(Ⅱ・Ⅲ選択科目)の時間配分を例に挙げて以下に記載しました。午前中(Ⅰ必須科目)や総合監理技術部門の記述式科目についても同様に、しっかり時間配分を検討しておくことをお勧めします。

【Ⅱ・Ⅲ選択科目(制限時間3.5時間)の時間配分】
まず、試験問題が、Ⅱ選択問題で答案用紙1枚×1問、2枚×1問、Ⅲ選択科目で3枚×1問が予想されます。出題数が解答する問題数の2倍程度のため、それぞれ答案する問題を選択するのが、最初の時点の判断になります。

①問題文の読みと解答問題の選定:25分(又は30分)
②Ⅱ選択科目:専門知識問題:20分 (1問1枚問題を想定)
③Ⅲ選択科目:専門知識・応用・問題解決・課題遂行問題:90分
④Ⅱ選択科目:応用問題:60分 (1問2枚問題を想定)
⑤記述チェック(汚い字・読みづらい字の書き直し、タイトルアンダーラインなど):15分 (又は10分)

計210分(3.5時間)

以上が、私が検討した時間配分です。 長くなりましたので、次回は第5弾として、この3.5時間内での試験中の葛藤の流れを詳しく解説したいと思います。

【技術士二次試験直前対策】一般部門の二次筆記試験 制限時間3.5時間のⅡ・Ⅲ選択科目を克服する ~120分プラス210分間の葛藤~
【技術士二次試験直前対策】一般部門の二次筆記試験 制限時間3.5時間のⅡ・Ⅲ選択科目を克服する ~120分プラス210分間の葛藤~ ※【訂正とお詫び】2019年7月6日までの前ブログの「技術士二次筆記試験の腱鞘炎(けんしょうえん)対策」と「...

以上


<通信講座の紹介>

スタディング技術士講座(短期間で技術士に合格!)
1.論文対策・口頭対策をマンツーマン指導
2.経験豊富な講師による二次対策オンライン講座
3.添削機能で直接講師の指導が受けられる
お試し無料講座あり
のある方は、下記をクリックして下さい↓

スタディング技術士講座

かつて私が受講し合格できた「挑戦!電験二種受験合格講座」を初め、電験3種、電工1・2種、消防設備士、危険物取扱者、1・2級土木施工管理技士など豊富なエンジニア系の通信講座を扱っています。「挑戦!電験二種受験合格講座」のテキストは、東電の方をメインとして各部門のエキスパートの方が、それぞれの専門分野を章毎に執筆しています。また、質問券に対して丁寧な回答を頂きました。貴重で密度の濃い通信講座です。↓

【ヒューマンの通信講座*『たのまな』】
全国にスクールがある『ヒューマンアカデミー』の通信講座。講座は130以上!

以下は、第1種および第2種 電気工事士試験専門の通信講座です。重要なポイントさえ押さえることができれば、短期で対策ができます。電気工事士のエキスパート、早川先生のライブ講義で効率的に短期合格を目指しましょう。↓

【第一種電気工事士 短期合格特別講座】

以下は、施工管理技士の国家試験専門の通信講座で、「電気工事」「管工事」「土木」「建築」「造園」「舗装」「建設機械」に関する「1級」や「2級」、及び「学科/実地」や「実地のみ」とバリエーションが豊富な独学サポートの通信講座です。↓

1級電気工事施工管理技士[独学サポート・実地論文の作成指導あり、※1級電気以外の申込み方は、スマホではなく、パソコンからクリックしてください]

以下は、電気工事士、電験3種、管工事・土木施工管理技士、危険物取扱者、衛生管理者など多数のエンジニア資格を扱う通信講座です。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました