【技術士二次口頭試験対策】事業継続計画(BCP)の試問事例(総合技術監理部門等)

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【技術士二次口頭試験対策】事業継続計画(BCP)の試問事例(総合技術監理部門等)

Wikipediaによると、事業継続計画(英語: Business continuity planning, BCP)とは、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画。事業継続と復旧計画(Business Continuity & Resiliency Planning, BCRP)とも呼ばれています。類義語としてコンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)があり、この語も非常事態が発生した場合の対応策をまとめた計画を表しますが、事業継続よりも緊急時の初動計画に力点をおいています。  

0.事業継続計画(BCP)の必要性

総合技術監理部門の本質については、先の記事でも述べていますが「経営」であり、「経営」とは、会社組織が社会へサービスを継続的に提供していくために必要なマネジメントの全てと言えます。  

「経営」は結果が全てであり、社会にサービスを提供し続ける事業体としての組織をいかに継続させることが出来るかです。  

「経営」の本質は、「責任」であり、災害が発生したから会社が潰れましたでは、従業員やお客様などのステークホルダーに対して「責任」を果たせないことになります。  

事業を継続的に営み、社会に対して良質なサービスを提供し続けるにあたり、災害時などのショックに耐えうる組織作りの根幹として、BCPを作成しておく必要がります。

1.【試問1】BCPの内容について説明してください

・【回答例1-1】事業継続計画のことです。組織が、自然災害や大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合に、本業となる事業を継続していく、あるいは早期復旧を可能とするために、いざという時に備え、あらかじめ対策を考えておく計画のことです。  

・【回答例1-2】事業継続計画のことです。地震などが発生した場合、自社の安全だけではなく、供給先のなどのサプライチェーンの被害リスクも評価し、いざという時でも事業そのものが継続できるようにあらかじめ対策を考える計画のことです。  

・【回答例1-3】組織が自然災害や大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合に、本業となる事業を継続していく、あるいは早期復旧を可能とするために、日常的に行うべき活動のほか、緊急時における事業継続のための方法や手段などを取り決めておく計画のことです。  

・【回答例1-4】リスク管理と危機管理を事業存続に特化して行う事業継続計画です。  

以上の中から、自分にしっくり来る内容を自分なりに整理して、短く回答することをお勧めします。  

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2.【試問2】危機管理マニュアルについて説明してください

・【回答例2】危機管理マニュアルは、危機管理計画マニュアルと緊急時活動チェックマニュアルの2種類で構成されます。危機管理計画マニュアルは危機を予測して対応しておくもので、緊急時活動チェックマニュアルは、実際の危機が発生したときの行動をチェックするものです。  

3.【試問3】では、あなたの会社の事業ではBCPについてどのような取り組みをしていますか?

・【回答例3】会社として、非常事態対策規定とマニュアルを作成しています。非常災害や武力攻撃災害に際し、生産設備の被害を最小限にとどめ、復旧の迅速化を図り生産体制を万全とすることです。また、武力攻撃などからの国民の保護を図るために必要な基本事項を定めたものです。非常事態対策組織の構成などが記されています。

4.【試問4】その取り組み内容を説明してください

・【回答例4】平常時の備えとして、教育、訓練及び、連絡体制の整備があります。非常災害対策としては、防災体制の発令、自動出社基準、社外との協調、広報の基準などを定めています。  

5.【試問5】どのようなリスクがあるか説明してください

・【回答例5】台風、地震、津波、火山噴火などの自然災害や、大規模火災などの生産設備事故、または、外部からの武力攻撃やテロによる材料・燃料・部品調達及び生産体制の支障リスク、国民への危害リスクが挙げられます。  

6.その他に抑えておくべき点

・BCPの基本的な作成手順  

・危機管理の4つの段階(準備、事前作業、緊急事態の対応、事後復旧)  

・危機管理計画マニュアルを作成する際のガイドライン(6つの項目内容)  

などを抑えておくと良いでしょう。  

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口頭対策まとめ記事: 【技術士二次口頭試験対策】総集編 ~受験者の皆さんへエールを送る~

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